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by go_tiaraway
| 2009-08-30 18:49
やがて戻ってきて言う。
「さあ、これをお飲みなさい」
成分はなんなのかわからないが、青年はすすめられるまま、
グラスのなかのあたたかい液体を飲んだ。
「気のせいかもしれないが、なんだかすっきりした。食欲も、わいてきたようだぞ」
「そうでしょう。しっかり食べて、ぐっすり眠ることです。二日もたてば、会社へ出られましょう」
「いろいろとすみません」
青年はお礼を言ったが、女性はいつのまにか消えていた。
女性の言葉どおり、青年は回復に向かい、やがて会社にも出られるようになった。
しかし、青年は、働けるようになったことを、とくにありがたいとも思わなかった。
(続く?)
「さあ、これをお飲みなさい」
成分はなんなのかわからないが、青年はすすめられるまま、
グラスのなかのあたたかい液体を飲んだ。
「気のせいかもしれないが、なんだかすっきりした。食欲も、わいてきたようだぞ」
「そうでしょう。しっかり食べて、ぐっすり眠ることです。二日もたてば、会社へ出られましょう」
「いろいろとすみません」
青年はお礼を言ったが、女性はいつのまにか消えていた。
女性の言葉どおり、青年は回復に向かい、やがて会社にも出られるようになった。
しかし、青年は、働けるようになったことを、とくにありがたいとも思わなかった。
(続く?)
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by go_tiaraway
| 2009-08-27 01:18
ふいにドアにノックの音がした。
青年は横たわったまま、弱弱しく目を開けると、古風な服装の女性が、枕もとにいる。
その顔にはぜんぜん見覚えが無い。
「どなたです?どうやって入ってきたのですか」
「ま、いまは、そんなことどうでもいいじゃない」
高い声だった。キンキンとやかましくなく心地のよい感じだ。
青年はあれこれ想像してから言った。
「ああ、死神ですね。ぼくを迎えに来たというわけですね」
「とんでもない。助けにきたんですよ」
「しかし、生きていたって、ろくなことはなんにもない」
「からだが弱っているから、そんな気分にもなるんですよ。ちょっと待ってなさい」
女性の姿は消え、やがて戻ってきて言う。
(続く?)
青年は横たわったまま、弱弱しく目を開けると、古風な服装の女性が、枕もとにいる。
その顔にはぜんぜん見覚えが無い。
「どなたです?どうやって入ってきたのですか」
「ま、いまは、そんなことどうでもいいじゃない」
高い声だった。キンキンとやかましくなく心地のよい感じだ。
青年はあれこれ想像してから言った。
「ああ、死神ですね。ぼくを迎えに来たというわけですね」
「とんでもない。助けにきたんですよ」
「しかし、生きていたって、ろくなことはなんにもない」
「からだが弱っているから、そんな気分にもなるんですよ。ちょっと待ってなさい」
女性の姿は消え、やがて戻ってきて言う。
(続く?)
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by go_tiaraway
| 2009-08-24 23:02
その青年はまだ独身で、中規模の会社に勤め、営業関係の仕事をしていた。
青年は、アパートの一室の中で、ベッドに横たわっていた。
時たま目を開け、薄汚れた天井をぼんやりと眺めるが、
ふたたび力なくとじてしまう。
ここ二、三日ほど、高熱で苦しんでいたのだ。
いまは、熱はいくらか下がったものの、ぐったりとしている。
食欲が無く、ずっと何も食べていない。
そのため、食事をとりに出る体力もなくなっていた。
「めんどくさい。もう、なるようになれだ……」
と青年はつぶやく。
このまま食べずにいれば、さらに衰弱し、状態は悪くなる一方だ。
もっとも、気力を振り絞れば、
窓に物をぶつけるかして、助けを求めることもできるだろう。
しかし、彼は生きる意欲を失っていた。ろくなことはないのだ。
いっそ、このまま死んでしまったほうが……。
そんなことを考えていると、ふいにドアにノックの音がした。
(続く?)
青年は、アパートの一室の中で、ベッドに横たわっていた。
時たま目を開け、薄汚れた天井をぼんやりと眺めるが、
ふたたび力なくとじてしまう。
ここ二、三日ほど、高熱で苦しんでいたのだ。
いまは、熱はいくらか下がったものの、ぐったりとしている。
食欲が無く、ずっと何も食べていない。
そのため、食事をとりに出る体力もなくなっていた。
「めんどくさい。もう、なるようになれだ……」
と青年はつぶやく。
このまま食べずにいれば、さらに衰弱し、状態は悪くなる一方だ。
もっとも、気力を振り絞れば、
窓に物をぶつけるかして、助けを求めることもできるだろう。
しかし、彼は生きる意欲を失っていた。ろくなことはないのだ。
いっそ、このまま死んでしまったほうが……。
そんなことを考えていると、ふいにドアにノックの音がした。
(続く?)
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by go_tiaraway
| 2009-08-22 13:28
の申し込み用紙に記入中
そんな余裕があるのかは不明だけれど
とりあえず出すだけ出してみようと思う
ジャンルのとこ見てたら驚いた
アカイイトがあるのな
そんなに長く評価されるほど面白かっただろうか?と贔屓目に見ても思ってしまうのだが
そんな野暮なことは置いておき
アカイイトで申し込み

久しぶりにペンを握った
久しぶりに絵を描いた
落ち着くね
そんな余裕があるのかは不明だけれど
とりあえず出すだけ出してみようと思う
ジャンルのとこ見てたら驚いた
アカイイトがあるのな
そんなに長く評価されるほど面白かっただろうか?と贔屓目に見ても思ってしまうのだが
そんな野暮なことは置いておき
アカイイトで申し込み

久しぶりにペンを握った
久しぶりに絵を描いた
落ち着くね
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by go_tiaraway
| 2009-08-16 09:08
遠野はるかシナリオで
「主人公とヒロイン二人きりの世界」+「ヒロインが死に向かっていく描写」に弱いんだなー、と
自分のツボを再認識。
『最終兵器彼女』のちせ、『羊のうた』の千砂とかを思い出した。
PS,植原なぎさてどう聴いても……
「主人公とヒロイン二人きりの世界」+「ヒロインが死に向かっていく描写」に弱いんだなー、と
自分のツボを再認識。
『最終兵器彼女』のちせ、『羊のうた』の千砂とかを思い出した。
PS,植原なぎさてどう聴いても……
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by go_tiaraway
| 2009-08-15 00:31
そろそろ行くぞ、とベンチから立った。
紙袋を持ち上げる。
中に入ったカタログの束が、私の肩と腰を苛めるように、重い。
私のいるドトールは学校の前だったので、
ちょうど授業を終えた学生たちが騒がしく下校していく姿が見下ろせた。
私はとうに嫌気が差していた。
紙袋を持ち上げる。
中に入ったカタログの束が、私の肩と腰を苛めるように、重い。
私のいるドトールは学校の前だったので、
ちょうど授業を終えた学生たちが騒がしく下校していく姿が見下ろせた。
私はとうに嫌気が差していた。
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by go_tiaraway
| 2009-08-09 21:28
| 駄文
極力睡眠時間を減らしたい、と思っているのだが
人間3時間睡眠では支障が出るらしい。そんな研究結果が有るとか無いとか
持続可能な限界が4時間睡眠だとさ。
すでに4時間切ってる現状これ以上は不可
さてどうやって時間を創り出すか……
人間3時間睡眠では支障が出るらしい。そんな研究結果が有るとか無いとか
持続可能な限界が4時間睡眠だとさ。
すでに4時間切ってる現状これ以上は不可
さてどうやって時間を創り出すか……
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by go_tiaraway
| 2009-08-05 20:28
| 駄文